Audio1-3では個々のオーディオ・コンポーネントを交換して来ましたが、この章では今までのDEDRAのオーディオの問題点を洗い出し、トータルでシステムを見直して行きます。
・問題その1-リア・シートに座る人の問題
DEDRAのリア・スピーカーはリア・トレイ上に6X9インチの楕円型のスピーカーがセットされていますが、リア・シートに人が居る場合、頭の直ぐ後ろにスピーカーがある形になるり、リア・シートの人にはかなりうるさいので、リアシートに人が居る場合はフェーダーでリアスピーカーの出力を絞っています。
その為、フロント・シートではフロント・スピーカーからの音がメインなりどうしても低音が不足しがちです、またその都度フェーダーを調整するのは面倒です。
CDA-7895Jはローパスフィルターを内蔵しているので、比較的簡単にフロント・スピーカー+サブ・ウーハーのシステムになります。
そこで、BOSE1205をサブ・ウーハーとしてシステムを変更してみました。
リア・シートで聴いても頭の後ろからは、低音しか再生されないので、うるさい感じはしないのですが、フロント・シートで聴いた感じでは、BOSE?+BOSE1205に比べると、音域が狭い感じで物足りません。
・問題その2-フルレンジの限界
リア・スピーカーをフルレンジBOSE1203から、コアキシャル2WayBOSE1205に交換したところ、低音から高音まで再生される音域が広がった為に相対的にフロントのフルレンジBOSE?の音が貧弱に感じられ、後ろからの音がメインと言う感じで不自然な感じです。
・問題その3-スピーカーの位置の偏り
ホームオーディオと違ってカーオーディオの場合、どうしてもスピーカーとの相対位置が偏って、1番近いスピーカーからの音ばかりが聴こえてしまいます。
ステップ1 セパレート2Way化 02/06/24

・まず手始めにフロント・スピーカーの高音側の音域を広げる為に、セパレート2Way化にトライしました。
ツィーターの取り付け位置は、耳からドア・スピーカーまでの距離と同じ距離に取り付けます。
意外とダッシュボード上が同じ距離でした。
・ツィーターの向きは、運転席側のツィーターはパッセンジャーの顔に向けて、助手席側のツィーターはドライバーの顔に向けます。
向きの決め方は、ツィーター取り付けステーに鏡を取り付けて、顔が写るように向きを合わせます。
向きをこの位置に合わせると、聴く人に1番近いスピーカーからしか音が聴こえない、と言うクルマ特有の不具合がある程度緩和されます。
・ツィーターの向きはナットを緩める事で、後からでも微調整が出来るようなっています。
・ドア・スピーカーをADDZESTにする予定なので、ツィーターは同じADDZEST 97年モデル
SRM290 サイズは2.5CM です、当時の価格は\20,000!高級ツィーターはとても高価で新品ではとても購入できないので、中古品をネットオークションで購入しました。
取り付けステーは、DEDRAに合わせて自作しました。
・フロント・スピーカーはマルチドライブです。
2/3Wayエレクトロニック・クロスオーバー・ネットワーク ADDZEST MCD2030
95年モデル+ツィーター用アンプ、フロント・ドア・スピーカー用アンプ ADDZEST
A60 1/2DINサイズ 2台はステーを自作してレカロのベースフレームに取り付けました。
これらは将来的には使わないことになるので、新品では無く中古品をネットオークションで入手しました。
画像はシートを外した状態です。
・早速フロント・マルチドライブ+リアトレイのBOSE1205をサブ・ウーハーとして鳴らしてみました、クロスオーバーMCD2030
を調整していくと、良い感じなりました、このまましばらく様子見です。
・02/07/04
RECAROの項で書いたように、ベースフレームを純正から自作へ戻したので、ついでにアンプも変えてみました。
今までのADDZEST A-60はコンパクトで良いのですが、入力レベルを調整できないので、CDヘッドユニットのボリュームを少し上げただけで、音がかなり大きくなってしまって、不便でした。
それで、入力レベルが調整出来て、しかもコンパクトな4chアンプ、ALPINE 3531Sを事前にネットオークションで落札しておいたので、この機会に交換しました。
入力レベルを絞って、CDユニットのボリュームが使い易くなりました。
ステップ2 サブウーハー 02/07/12
・今までは、リアスピーカー用のスピーカーBOSE1205/1203をサブウーハーとして使ってきましたが、以前ネットオークションで落札した、マツダ・ロードスターのメーカーオプションBOSEサウンドシステム専用のNdウーハー、サイズ8インチをリアトレイに取り付けました。
このNdウーハーの特徴は、通常は背面にあるマグネットを前面に持ってきた為に薄くなった事、これまでのフェライト・マグネットの約10倍の磁束密度を持つネオジウムボロン・マグネットを採用した事により、軽量化を果たした事です。

・サイズが公称8インチ/20CMあるので、そのままではリアトレイに取り付けが出来ません、そこで、東急ハンズで板厚15mmのMDFを購入して、スペーサーを製作、このスペーサーをリアトレイのトランク側に取り付け、更にこのスペーサーにNdウーハーを取り付けました。
Ndウーハーは薄いので、トランク内への出っ張りは少ないです。

・室内側から見た画像で、 真中の出っ張った物がマグネットです。

・スピーカーグリルはDEDRA純正のALPINEの6X9インチスピーカーのグリルでも良かったのですが、ウーハーユニットがBOSE製でもあるので、BOSE1203用のグリルを使いました。

・02/07/16
Mdウーハーを駆動するアンプは、応急的に使っていたコンパクトなADDZEST A90アンプから、リアシート背面に取り付けられているBOSE
B-4160 に変えました。
このアンプは定格40WX4の4chアンプですが、BTL駆動で100WX2の2chアンプとして使用しています。
低音を出すには、やっぱり大排気量!と言った感じですね!

ステップ3 リアドアスピーカー、02/07/19
・リアシートでもオーディオが楽しめるように、リアドアにもスピーカーを取り付けました。
フロントドアと同様に、ドアの構造がスピーカーを取り付けることを全く考慮されていないので、ドアトリムにスピーカーを取り付けます。
フロントとは違って、ある程度前に張り出す事が出来ます。
その為のスペーサーを自作しても良いのですが、オーディア・ブランドのインナーバッフルが厚み15mmと適当な厚みですし、市販品だけあって見栄えも良いので、これを使う事にしました。
スピーカーは埋め込み寸法が33.5mmと非常に少ない、13cmサイズのADDZEST SRF1302を選択しました。
ただ残念ながら、もうこの機種はSRF1303に代替わりしてしまい、奥行きも他のスピーカー並になってしまいました。
と言ったわけで、SRF1302はメーカー在庫なし!で新品では入手困難です。
私はネットオークションで新品を入手しました。

・グリルはフロントドアスピーカーと同じBOSE1070のグリルを使いました。

・ドアトリムを内側から見たところです、厚さ2.0mmのスティールプレートで補強してあります。

・実際にDEDRAに取り付けた画像です。
アンプは小型で大分古い型のADDZEST A90を使っています。
以前、リアトレイのスピーカーからの音がリアシートの人にうるさく感じるので、リアドアスピーカーにトライした事があります。
でも、フロントスピーカーよりもリアドアスピーカーの方が近いので、リアドアスピーカーからの音に引きずられてしまって、良い印象はありませんでした。
今回CDヘッドユニットCDA-7895Jに搭載されている機能で、タイムアライメントをそろえる事により、リアスピーカーからの音に引きずられる事が無くなって、とっても良い感じです。
リアシートに座っていても、充分音楽が楽しめるようなりました。
ステップ4 パワーアンプ 02/07/29
・スピーカーのアップグレードの方法が良い方向であることが確認出来たので、次はパワーアンプのアップグレードすることにしました。
と言っても、新品のパワーアンプは当然購入できないので、ネットオークションで、ハイボルテージ・ライン出力に対応している、手頃なサイズ、価格の4chアンプを2台個別に落札しました。
ALPINEの1995年位のモデルのMRV-F300 定格30WX4 当時の価格\49,800です。

・ところが、なんと同じモデルなのですが、左が中国製、右が韓国製です。
もちろん外見は全く同じですが、カバーを外してみると、内部が若干違っていました。
実際に出てくる音は同じだと思いますけど・・・。
今は夏で結構暑いので、実際にクルマに取り付けられるのはいつになるのでしょうか?

番外編
このCDは、日本カーエレクトロニクス協会制作のオーディオチェック用リファレンスCDです。
東雲のスーパーオートバックスに置いてありましたが、最後の1枚を私が購入したので、今在庫があるか不明です。
様々なテスト用信号の他に、ハイクオリティな音楽ソースも収録されているので、客観的に自分のカーオーディオが評価できると思います。
ナカミチのサイトで通販もしていますので、興味のある方はアクセスしてみて下さい。
・02/07/31現在ALPINEのパワーアンプは取り付けられていませんが、Audio4で実践したことを図にしてみました。

予告、ようやくALPINEのマルチメディア・マネージャーPXA-H700が発売されたので、DOLBY
PRO LOGIC IIを使った5.1chに挑戦予定です。
まだまだ続く!