Audio Tuning 2 RAL実践編


・02/09/09
 ようやく機材もそろい、時間も確保できたので、リアルタイムアナライザーを使って、カーオーディオの測定をしました。
 測定用の信号は、リアルタイムアナライザーのシグナルジェネレータで作られた信号を、カーオーディオにAUX INする予定で変換ケーブルを用意したのですが、残念ながら今日はAUX IN出来ませんでした。
 幸いAudio4で紹介した、日本カーエレクトロニクス協会制作のオーディオチェック用リファレンスCDに、測定用の信号が入っているので、このCDを使って信号を再生することにしました。


 まずはADDZEST FHA1100 では測定出来ないオシロスコープを使って測定です。
 機器の構成図のように、CDデッキで1KHzの正弦波を再生して、信号の1つは直接ノートPCにラインIN、そう1つはスピーカーで再生して、運転席のヘッドレストに取り付けたマイクで拾って、ノートPCにラインINします。



 左前のスピーカーのみを出力させ、ノートPCに直に入力されたのがピンクの線で、マイクで拾ったのが青い線です。



 次に右前のスピーカーのみを出力させました。
 右前は助手席側で、測定者の私が座っていた影響か、波形が乱れています。
 この左右の波形が綺麗に表示されれば、その時間差を読み取る事により、タイムアライメントが調整出来ると考えていましたが、フロントの左右のアライメントは測定出来そうですが、リアドアのスピーカー、サブ・ウーファーはフロントシートが邪魔して、綺麗な波形になりそうに無いです。
 位相の違いも分かるかと期待したのですが、マイクの位置、向きなどまだまだトライ&エラーが必要です。


・02/09/13

 ALPINEのインフォメーションセンターの方に、CDA-7895J + PXA-H700でのAUX INの設定方法を、教えて頂いたので、パソコンで発生させた信号の片方は直接パソコンに戻し、もう片方をカーオーディオで再生させ、同時に表示させます。



 今度はサブウーファーの位相をオシロスクープで調べてみます。
 まずはスピーカーケーブルとアンプの+ -を合わせたノーマルでの測定です。
 ピンクがサブウーファーです、意外と綺麗な波形です。
 元の信号より少し遅れている形で、フロントスピーカーと位相は合っていそうです。



 次にPXA-H700で位相を180度変えた場合です。
元の信号より少し進んで?いる形でこれでは、フロントスピーカーと位相は合いませんね。


・03/06/04
 オーディオチェック用リファレンスCD に入っているピンクノイズを再生して、各スピーカーの周波数特性を測定し、クロスオーバーポイントを決めます。

 まず、ツィーターM-25Xを、ハイパスフィルター2KHzスロープ24dBで測定しました。
 2KHZ未満の値は騒音です、6.3KHz付近にピークがあります。

 次は、フロントドアのミッドレンジSRF1301をフルレンジ出力で測定します。
 4KHzから上はかなり下がっていることが分かります。
(本来SRF1301は13cmコアキシャル2WAYですが、ミッドレンジとして使う為にツィーターの配線をカットしています)


 ツィーターM-25XとミッドレンジSRF1301を同時に鳴らしました。
 クロスオーバー周波数は上のグラフを参考に、4.5KHz、スロープ24dB、ツィーターのレベルを-5dBに設定しました。
 この設定をデフォルトとして、実際にじっくり聴き、さらに設定値を微調整していきます。

 更にサブウーファーM-200Xをクロス周波数125Hz、スロープ24dB、レベル-5dB、で追加し測定しました。
 125Hz付近のディップが目立つので、イコライザーで調整します。

・スピーカー同士の比較
 ネットオークションで知り合った方から、アゼストのツィーターU03とアゼストのサブウーファーU20をお借りする事が出来たので、測定してみました。

 ツィーターの比較です、U03はM-25Xの後継モデルです。
 左が私の アゼストM-25X 2.5CM ダイヤモンドコーテッド・チタニュウムダイヤフラム 1ペア \23,000
 右がお借りした アゼストU03 2.5CM ソフトドーム 1ペア \25,000です。


 M-25Xの測定結果です。
 1KHz以下の値は、ほとんど騒音です。


 U03の測定結果です、M-25Xのグラフと比較するとU03の方が上の方がストンと落ちています。
 実際に聴いた感じでは、U03は明るく元気な高音、M-25Xはしっとりと落ち着いた感じの高音でした。

 サブウーファーの比較です、U20はM-200Xの後継モデルです。
 左が私のM-200X 20CM ピュア・クロスカーボンコーン 2個で \39,000 スポンジテープを貼っています。
 右がお借りしたU20 20CM P.Pコーン 1個で \30,000!


 M-200Xの測定値です。



 U20の測定値です、50-60Hz付近に違いがありますが、実際に聴いた感じでは違いが分かりませんでした。