
DEDRAの足回りは、そこそこ気に入っていましたが、コーナーを切ったときにまずグラッとロールして、ジワッと踏ん張るセッティングなのですが、その初期ロールをもう少し押えて、初期ロールの段階から、ジワッとして欲しくって、ダンパーを交換してみました。
まず、95/04に黄色いビルシュタインを試してみました。
私はこの頃、ビルシュタインのダンパーは全て倒立型だと思っていましたが、実際に届いてみると、倒立では在りませんでした。
しかも高圧の窒素ガスタイプなので、ガッチガッチと言った感じで、街中を走るにはかなりシンドかったですし、やわなDEDRAのボディにもかなり辛かっただろうと思います。
直に、ノーマルに戻して、97/05に赤いコニ・スペシャルを購入しました。
青いダンパーが、ノーマルのOEM・BOGEです。
フロントは外見上、違いは無いです。

リア用のダンパーは黄色いビルシュタインが、かなり太いです。
ダンパーは、最初コニを日本のイタ車を扱っているショップにオーダーしましたが、1年以上経っても入荷せず、結局、ビルシュタイン、コニ・スペシャルとも海外通販で、入手しました。
ビルシュタインの品番 (1995.3.20)
フロント F4-V36-4003-H001 £122.36X2
リア F4-B46-1571-H000 £ 56.81X2
コニの品番 (1997.3.26)
フロント 8740-1188 £117.58X2
リア 8040-1079 £ 64.79X2
この品番、価格はあくまで参考程度と、お考え下さい。

フロント・ダンパーの交換方法を、他のクルマと違うところを中心に、説明します。
1、まず、ロッドナットを緩める為に、カバーを外します。
画像ではアルミ製のスペーサーが見えますが、これはコニのフロントダンパーのロッドが純正より長い為に製作したものです。

2、アルミのスペーサーは両面テープで止めてあるだけなので、簡単に外れます。

3、アッパー・マウントのアウター・シェルとインナー・シェルが動かないように、自作のSSTを挿入します。

4、ロッドナットを緩めるために、自作SSTをセットします。
このナットの6角のサイズは18mmとあまり使わないサイズで、18mmディープソケットを使ってSSTを作製しました。
[6]のようにUSAGから専用工具も販売されていますが、スパークプラグ用ソケットに18mmサイズがあります、メーカーによっては外側に6角があるので、それを流用するのも1つの方法です。

5、ロッド先端の6角穴に工具をセットしロッドを固定して、ナットを緩めます(緩めるだけでナットは外しません)
画像では、USAGの専用工具を使っていますが、市販の6mmロングヘキサゴンソケット等でもOKです。

6、USAGから販売されれている、FIAT系のフロントダンパー用の工具です。

7、今回の為に作成した、SSTです。

8、ビルシュタイン、コニなどのアフターマーケットのフロントストラットのロッドナットの6角のサイズは純正品と違って一般的な19mmです。
ホームセンターで外側に6角があるホイール用ソケットが売っていました、これが流用出来そうです。

9、ロア側のマウントは、2本のボルトで止まっているだけです。
ナットの6角は一般的な17mmですが、ボルトの6角は15mmです。
後の作業は、他のクルマのストラットタイプと、ほとんど同じですので説明は省略します。

1、リアのダンパーは、まずロアボルトを外します。

2、アッパーボルトはフレームのグロメットを外して、そのサービスホールから、ソケットを入れて、アッパーボルトを抜き取ります。
アッパーボルトの6角は15mmです。
その際、ソケットやボルトをフレーム内に落さないように、注意して下さい。
厚紙を巻いてパイプ状にして、フレームに挿入し、その内側で下記のナットグリップソケットとロッキングエクステンションバーを使って、ボルトを抜き取ると上手く行きます。
万が一フレーム内に物を落としてしまった場合、リアシートを外した床にサービスホールがあるので、上手く行けば救済出来るかもしれません。

3、アッパーボルトを抜き取るには、コーケンのナットグリップソケット3/8 3450M-15
とソケットをロックして保持するする機能が付いた、ロッキングエクステンションバーが必要です。