トラブル日誌 1 1991-99


 イタリアのクルマと言うと、トラブルだらけで維持が大変だと思われがちですが、私のLANCIA DEDRAに関しては10年以上付き合っていてトラブル・フリーとは言えませんが、維持するのに困るほどトラブルは、発生していません。
 このページでは91年6月に納車されてから99年までの、トラブルについて順に紹介していきます。

・91年7月 長野県の美ヶ原で、ガソリンの臭いがしました、美ヶ原以外では臭いませんでしたので、気圧の関係かなにかでキャニスタがオーバーフローしたのかもしれません。

・91年冬 トラブルでは在りませんが、空気が乾燥してきて、クルマから降りる時に、シートと衣服がこすれる事によって発生する静電気が、気になりだしました。
 ヨーロッパは基本的に乾燥していて静電気が出やすいと思いますが、本国では静電気が気にならないのでしょうか?不思議です。

・93年9月 バッテリーが逝った、バッテリーは消耗品なのでトラブルとは言えませんが、約2年の寿命は短い!
 幸い?ガソリンスタンドで逝ったのですが、たまたま在庫1個あってラッキーでした。ダイハードDH55530 \23,000

・94年1月 助手席の足元のカーペットを剥して見て、びしょ濡れなのに気が付きました、布団乾燥機を使って温風を送って乾かす事に成功しました。
 原因はフロアの下に在る筈の盲栓が1つ外れていて(最初から無かったのか?)そこから跳ね上げた雨水が入り込んだようです、そう言えば、少し前に大雨の高速道路を走ったけ!

・94年7月 高速を走行中やけにうるさいクルマがいるなぁ、と思ったら自分のクルマでした、外見は異常が無いのですがマフラー内部が壊れたようです。
 日本にマフラーの在庫が無かったようで、本国取り寄せで約2週間で入荷、無事に交換完了!
 部品代 \58,900


・94年8月 高速道路走行中にエアコンを内気循環にしているにもかかわらず、前を走っているトラックの黒い排気ガスが、ドット車室内に入って来ました!エアコンの内外気を切り替えるダンパが機能していません。
 原因は内外気切り替えダンパのアクチュエータのシャフトが折れた為でした。
・94年11月 今まで内規循環で固定していたのですが、雨降りの時などには、フロントスクリーンが曇って危険なので、ダンパの修理を決行!インパネの右下半分を外し、問題のアクチュエータを交換したのですが、まともに工具が入る隙間が無くて、苦労しました。
 取り寄せたアクチェエータのシャフトもプラスティック製なので、また折れそう!アクチュエータ+リンクなど \11,700


 アクチュエータの交換手順を紹介します。
1、細かい部品を取り外してから、フロントカバーを取り外します、小さいタッピングスクリューで縫うように取り付けられているので、慎重に作業を進めて下さい。
 矢印以外にも、在ったような気がしますので、注意してください。


2、フロントカバーを外して、エアコンユニットを固定している、ボルトを緩めます、ボルトは外さない方が良かった気がします。
 エアコンユニットを少し引き出して、なるべくスペースを確保します。
 丸印の辺りにアクチュエータが取り付けられているので、手探りでビスを緩めアクチュエータを取り外します。


3、実際には手探りでやるのですが、矢印の3本の小さいタッピングスクリューを外します、舐めないように慎重に作業します。
 新しい部品の取り付けは、この手順の逆になります。
 かなり根気の要る作業なので、時間をたっぷり取って、落ち着いて作業を進めて下さい。
 記憶をたどって書いたので、実際とは少し違う事があるかもしれませんが、大まかな流れはOKなはずです。


4、この作業に特に必要なのが、フロントカバーを外すのに、15ミリサイズのソケットが必要です、まだ持っていないようでしたら、リアダンパーのアッパーボルトを外す時にも使えるように、画像のコーケンのナットグリップソケット3/8 3450M-15 を購入しておくと良いです。
 アクチュエータを固定している小さなビスを外すのには、KTCの板ラチェット差し替えドライバ RM22、ビット+#1長さ25mm、30mm、35mm程度が必要です、また、ビットハンドルも在った方が良かった気がします。
 ともかく隙間がとっても狭いので、長さの違うビットを上手に使う必要があります。
 私も1回目の時は工具が無くて大変でしたが、2回目はある程度工具をそろえていたおかげで、何とか1回目よりは楽に作業が出来ました。

・95年8月 このところだいぶガソリン臭いので、ガソリンタンクの圧力をコントロールするバルブを交換してみました、100%ではありませんが、かなりガソリンの臭いがしなくなりました。
 部品代 \4,120


・97年夏 この頃から、オートエアコンがコントロール不能に成り出しました、マイコンを使っている機器なので再起動(1度エンジンを切ってかけ直す)で、何とかコントロール出来るようになりますが、この先不安です。


・97年11月 やっぱり、完全にコントロール不能に、コントロールパネル交換 \168,000流石にこの部品は高い!
 ダメ元でバラして、基板を目視点検しましたが、見た目は問題なく、私には対処出来ませんでした。
 多分、詳しい方が見れば基板の何百円の部品さえ交換すれば、直るかも知れない、と思うと残念ですね。

・2006年5月
 予想していたように、詳しい方がこのコントロールパネルを直してしまいました!
 なんでも、電源が基板に入って最初に通るダイオードが逝かれていたそうです。
 この1個何十円の整流用ダイオードを交換しただけで、このコントロールパネルが生き返りました!
 こういった知識があれば、\168,000が節約できるんですね!

・98年1月 予想していたように、エアコンの内外気切り替えダンパのアクチュエータのシャフトが壊れました!今度はシャフトが金属製に成っていました、もっと早く対策部品が出ていればなぁ〜。
 部品代アクチュエーターのみ \7,940

・98年2月 2回目のバッテリー交換、3個目はボッシュ 56219B \18,200、2個目のダイハードは5年持ったのでまずますです。
 今回は、外寸は変えずに容量を55Aから62Aに大きくしました。

・98年4月 セルモーターが全く回らない、原因はバッテリーでは無く、スターターの信号線の端子の接触不良でした!

・99年、幸い(?)この年は、トラブルはありませんでした。