トラブル日誌 4 2007-


 イタリアのクルマと言うと、トラブルだらけで維持が大変だと思われがちですが、私のLANCIA DEDRAに関しては10年以上付き合っていてトラブル・フリーとは言えませんが、維持するのに困るほどトラブルは、発生していません。
 このページでは2007年からの、トラブルについて順に紹介していきます。

・07年07月20日 ドアハンドル
 2002年12月に新品に交換した運転席側のドアハンドルが、早くも開け難くなってしまいました。(トラブル日誌 2) 多分またあのシャフトにクラックが入って、捩れて来ているのだと思います。
 新品をオーダーしてまた対策されていない部品が来ても、部品代がもったいないなぁ〜と思っていたところ、DEDRAの掲示板で、その問題のシャフトを作ってしまった方がいることを知り、負けてられない!
 といった訳で早速保管してある壊れたドアハンドルを取り出して、どうやったら、安く、手間を掛けずに作製出来るか検討しました。


 シャフトの形状は、自作された方と同様の6角のキーレンチを流用するか、丸棒か角棒かで検討しました。
 角棒を使うのが一番手間が掛からないのですが、軸受け側がプラスティックなので、軸受け部が削れてしまう問題がありました。
 ホームセンターをうろついて、軸受けに使えそうな薄肉のパイプを見つけることが出来て、シャフトは6mmの角棒に決めました。


 ハンドル部の穴をヤスリを使って、6mmの角棒が入るように拡大します。


 これが、ホームセンターで見つけたSUSの薄肉のパイプです。
 これを旋盤屋さんに頼んで、8mm幅に切ってもらいました。
 これだけが、外注費です。
 

 ドアハンドル本体側の穴を拡大して、上記のパイプを圧入して軸受けにします。
 赤い矢印の方がパイプが入っているほうです。


 スプリングが外れないように、シャフトが抜けないように、ストッパーを取り付けます。


 これで、ドアハンドルは完成です。
 
 今回、部品は余分に作製しました。
 また、この部品を使った再生品を左右各1個直ぐに作製する予定です。
 ご自分で加工が出来る方には、部品だけでもお分けします。
 また、壊れたドアハンドルを修理することも可能ですし、再生品との交換も可能です。
 必要な方は、メールでご相談下さい。

・07年08月04日 エアコン
 6月にガスチャージをして正常に稼動していたエアコンですが、7月24日にエアコンをONにしたところ全くコンプレッサーが回りません。


 翌日手始めにヒューズとリレーを点検しました。
 コンプレッサーのヒューズとリレーは隔壁のカバーを外した所にあります。


 青い矢印がコンプレッサー用のヒューズ、赤い矢印がリレーです。
 ヒューズは外してテスターでテストしてOKでした。


 次にリレーを外し更にカバーを開けてみると接点がかなり損傷していました。
 これだ!早速手持ちのリレーに交換しましたが…、残念ながら状況は全く変わらず!!
 という訳で、電装屋さんに見てもらったところ、Oリングが劣化していてそこからフロンガスが全て漏れて、コンプレッサーが回らなくなっていることが分かりました。
 Oリングを交換して、フロンガスを新たに充填して他に漏れが無いかチェックして、無事作業完了となりました!
 大事に至らないで本当に良かったです。

・07年08月21日 クーリングファン
 夕方近所に買い物に出掛けた帰り、ふと見ると水温計、油温計の表示が普段より高い!
 エアコンを止めても、ほとんど下がりません。(後から考えるとこの時にヒーターを全開にしておけば…と、悔やまれます)
 家の近くでしたので、直ぐに戻りボンネットを開けてアイドリングさせましたが、水温が下がるどころか逆に少しずつ上がっていく感じ、もしや!と見ると、クーリングファンが回っていません!
 すぐにヒーターを全開にしましたが、既に手遅れ!水温計の針がレッドゾーンを超え、警告灯が点灯した瞬間サブタンク付近からクーラントが噴出しました!!
 すぐにエンジンを止め、冷めるのを待ち、慎重にサブタンクのフタを開け、少しずつ水を補充、同時にサブタンク周りに水をかけて、吹き出たクーラントを流しました。


 エアコン関連のリレー、ヒューズと同じ場所にあるクーリングファン用のヒューズを見ると、少し傷のようなものが、押してみるとそこで切れていました。
 溶断したというよりは、金属疲労で切れたようです。


 こんな形のヒューズはすぐには入手出来ないと思い、「普通」に売っているブレードヒューズをなんとか取り付けました。
 7/22、ガレージ伊太利屋のパーツセンターに問い合わせたところ、このヒューズの純正品は置いていなくて、少し長いサイズの汎用品なら取り寄せ出来る、ということでした。
 とりあえずオーダーしましたが、上手く取り付ける事が出来なかったら、ここままかも!
 ついでに隣のA/Cの室内側のファン用ヒューズもオーダーしました。

 走行テストをして、クーリングファンが正常に回ることを確認、クーラントの漏れは無さそうです。

・07年8月23日 ヒューズ購入
 ヒューズが入荷したと連絡があったので、夕方ガレージ伊太利屋のパーツセンターに引き取りに行きました。
 混んでいる時間帯なので心配しながら行ったのですが、パーツセンターに着いてクルマから出たところ、道路に水の跡がポタポタと…、エアコンはかけてこなかったので変だな〜と、クルマの下を覗くと明らかにクーラントが漏れている!
 ただエンジンルームを見てみても、漏れている箇所は見当たらないので、そのまま慎重に戻る事にしました。
 家に戻ってよく見てみると、漏れていない?特定の条件の時だけ漏れるのか?昼間良く点検することにしました。


・07年8月24日 ヒューズ交換
 購入したヒューズは予想通り長く、適当に曲げて取り付けました。
 幅は広いので、自然に切れることは無さそう?
 1個 \98 もちろん予備用に2個購入しました。

 クーラントが漏れている箇所を確認しようと、クルマを上げて下から、そしてタイヤハウスのインナーライナーを外して見ようとしましたが、ウォーターポンプ周辺は全く見えません。
 考えられるのは、背面の三つ又ホースですが、はたして交換できるのか?
 デドラのBBSに確かそのホースを交換したとか言う投稿があったような気がしたので、調べてみると、ありました!クルマはターボでしたが 下からスターターを外し、A/Cコンプレッサーを少し動かして交換したようです。
 ウォーターホース類はいつかは交換しなくては!と思っていたので、いよいよそのときが来たようです。
 でも無事に交換できるのでしょうか?

・07年8月27日 漏れ確認

 ようやくクーラントが漏れている箇所を特定することが出来ました。
 背面の三叉のホースのサブタンクからのホースのジョイント部を押すとクーラントが吹き出てきました。
 早速ガレージ伊太利屋のパーツセンターにFAXを送信しました。
 写真が撮りにくい場所なので、マニュアルのイラストを使用させてもらいました。

・07年8月28日 ホース入手不可
 非常に残念な返事が返ってきました。
 この三叉のホースは生産中止で、既に在庫も無いということでした!
 今後このような事態が増えてくるのでしょうね。
 必要な部品はなるべく早めに確保しなくては!

・07年8月29日 ホース外す

 背面の三叉ホースをどうやって外そうか考えていたのですが、サージタンクを固定しているステーを外すと、なんとか下からこのホースに手が届きました。

 赤矢印からクーラントが漏れてます。
 外したホースを良く見てみると、なんとか作製出来そうです。
 まずは素材をどうやって入手するかです。

・07年9月3日 パイプ製作

 ステンレスのパイプで画像のような三叉パイプを製作して、トラストのシリコンホースで接続します。


 インテークマニホールドの隙間から青いホースが見えます。
 取付け後1時間ほどテスト走行しましたが、今のところ問題ないようです。

 


 交換後の下からの画像です。
 青丸印のステーを外すと、ホースにアクセス出来ます。
 青矢印が作製したパイプです。

リクエストがあれば製作しますので、まずはメールでお問い合わせ下さい。

・07年9月5日 クーラント交換
 水の補充だけで、かなり薄められてしまっていたクーラントを交換しました。
 エンジンオイルも一度オーバーヒートを経験していて、多少劣化していそうなので、近いうちに交換する予定です。

・08年3月22日 スモール切れ
 夜警告灯が点灯したので、よく見てみるとどうやらスモールらしい、外に出て確認すると、右前のスモールランプが切れている。
 球切れか…と簡単に考えていると、そこには恐ろしい現実が…。

・08年3月22日
 12V5Wのウェッジ球を買ってきて、交換しようとしたところ…、ホルダーが風化してしまってボロボロ!
 幸い!?ヘッドランプユニットの新品をネットオークションで入手しておいたので、今回はスモールがないという事態は避けられましたけど。



 このホルダーだけを交換しても良かったのですが、この際なのでユニットごと新品に交換する事にしました。
 画像は向かって右側が新品ですが、もちろん左右とも新品のユニットに交換しました。
 更についでに、ウインカー球も交換しておきました。
 残念ながら、ウインカーレンズユニットの新品は持っていないので、そのままです。

・08年4月4日
 光軸調整をしようとして、大変な事が分かりました。なんと、ヘッドランプユニットがヨーロッパ仕様の右側通行用でした!
 という訳で、ヘッドランプユニットを古い物に戻し、スモールのホルダーだけ新品にすることにしましたが、ヘッドランプユニット側の穴も風化していて、スモールのホルダーが固定出来ません!
 新旧のヘッドランプユニットをレンズと反射板に分割して、それぞれ使えるところだけ利用使用とも考えましたが、新品のレンズと反射板があまりにしっかりくっ付いているので、あきらめました。
 結局、古いヘッドランプユニットの穴をアルミテープで塞ぎ、今使っている永井電子のヘッドランプランプコントローラのスモール機能(ロービームに少量の電気を流してスモールとする)を使うことにしました。
 ただ、このままノーマルのスモールを外したままにしておくと、スモールの警告等は点灯してしまうので、発熱の少ないLED球を取り付けて、エンジンルーム内で点灯させることにしました。

・08年4月11日 パンク
 私のDEDRAにとって2回目のパンクです。
 右前のかなり嫌な位置です。


 市販のパンク修理キットで修理しました。
 このキットの価格や、圧縮エアが必要なこと、使う頻度などを考えると、一般の人がこれを常備してパンクに備えると言うのは、現実的でないかもしれませんね。


 この詰め物の出っ張りをカットして、完了です。
 パンク修理といっても、空気が漏れないように穴を詰め物で塞ぐだけで、損傷したタイヤの構造材は直せませんので、あくまで応急処置ですね。