トラブルの症状と対処法が書かれた「レポート集」を入手しましたので、この場で紹介したいと思います。
PDIとはPre Delivery Inspection(納車前点検)のことで、DEDRAは次の事を行っているようです。
1 認識ラベル(ホーン、ターン)の貼り付け
2 ヒート・ワーニング・ラベル(運転席ドア)の貼り付け
3 エミッション・ラベル(エンジンルーム)の貼り付け
4 無鉛プレミアム・ラベルの貼り付け
5 タイヤ・ラベル(運転席ドア開口部)の貼り付け
6 シグナルフレア(発煙筒用ベース)の取り付け
7 フロント・ナンバー・プレート・ホルダーの取り付け
8 リア・ナンバー・プレート・ホルダーの取り付け
9 ヒート・インシュレーター(触媒付近)の取り付け
10 オーディオ、アンプ、スピーカー、アンテナの取り付け
11 ヒート・センサーの取り付け
12 ヒート・ワーニングランプの取り付け
13 コーション・ラベル(エンジンルーム)の貼り付け
14 ヘッドランプの配線変更
15 アースケーブル(シリンダーヘッド−フロントメンバー)の取り付け
16 ノイズサプレッサ(ブロアモーター、ストップランプS/W)の取り付け
1992年7月
<内容>
AT車において、キャタリストが異常加熱していないのに、インパネにある排気温度警告灯が点灯しっぱなしになる。
<処置要領>
1、触媒に一番近いクリップを対策品に交換する。
2、サーモセンサーに亀裂が無いか点検し、亀裂があれば新品に交換する
1993年11月
<内容>
ABSを装着した車両のリアアクスルにおいて、ホイールハブとホイールハブベアリングの嵌め合い寸法が不適切なものが在る為、ホイールハブの車速検出用ローター取り付け部に亀裂が生じるものがある。
このままの状態で使用を続けると当該ロータの位置がずれてABSが作動しなくなり、最悪の場合、当該ホイールハブが破損して後輪が脱落する恐れがある。
<処理要領>
1、左右リアホイールハブを良品と交換する。
2、作業終了後、左後バックプレートに白色ペイントを塗布すし、ステッカーの貼付け、点検整備記録簿に記入すること。
1 <状況>
約3,000rpmより、回転が下がらず
<原因>
水温センサー、又はハーネスの断線
<対応>
水温センサーの交換、ハーネスの修正
2 <状況>
ハンチングを起こす
<原因>
スロットルセンサーの取り付け位置不良の為、スロットル開度が正しく検出出来ない
<対応>
スロットルセンサーの取り付け位置を調整する
3 <状況>
ハンチングを起こす
<原因>
ISC(アイドルスピードコントロールバルブ)の不良、又はハーネスの不良
<対応>
ISCの交換、ハーネスの修正
4 <状況>
約2,500rpmより、回転が下がらず
<原因>
O2センサーの不良、ハーネスの断線
<対応>
O2センサーの交換、ハーネスの修正
5 <状況>
4ATにおいて、息つき、アイドル不良
<原因>
AT用カップラーの配線の位置間違え
<対応>
カップラーの配線位置を直す
1 <注意点>
94年式A/T車はATFとデフオイルは別々になっているので、デフオイルも忘れずに点検する事
ATF M-III 4.25L
デフオイル ロングライフギヤーオイル SAE80 0.65L
<点検要領>
スピードメーター・ドリブンギアの先端がデフオイルのレベルゲージになっているので、一度取り外し先端部をふき取り、再度根元まで仮止めして、先端部に間にあるか確認する。
2 <状況>
変速点不良、2速から3速への変速点が高い
<原因>
A/T用のスピードセンサーのハーネスがA/Cの低圧パイプと接触して被覆がむけて、アースに落ちていた
<処置>
ハーネスの修理
3 <状況>
4速で78-79Km/hで走行時A/Tのワーニングランプが点灯する
<原因>
A/Tコントロールユニットの誤装着
<処置>
A/Tコントロールユニットの交換
4 <状況>
冷間時、A/Tワーニングランプが点灯し、3速に固定され変速できない、暖気後は正常
<原因>
A/T用スピードセンサー、A/T ECU間のハーネス不良
<処置>
ハーネスを引きなおした