植え替えのポイント


地植えの場合
プランターや鉢の場合
抜く際はなるべく根を傷めないように大きく掘り起こしましょう。

株を鉢やプランターから抜き取り、よく土を払います。
品種名の判っているものに関しては、一株ずつ、または同じ品種ごとに掘り起こし、一番中心の葉の根茎の付け根付近15〜20cm程度以下の位置に油性の太マジックで品種名を書いて行きます。面倒がらずに少しずつやりましょう。何故一番真ん中の葉に書くかというと、両端の葉から茶色く枯れて行くからで、中心に書き込めば、植え付け後も暫くは葉に名前が書かれた状態が続きます。一気に掘り起こして、まとめてやろうなんて思っていると、名前が判らなくなってしまいます。
低い位置に書くのは、葉の先端は切り落としてしまうからです。 葉は長さ15〜20cmを残し先端を逆V字にハサミで切り取ります。

抜いた株は土をよく払い落とし、流水で洗い、古く茶色にスカスカになっている根は取り除きましょう。葉は抜く前に切りつめても、洗う前に切りつめても、洗った後に切りつめてもやり易いタイミングでOKです。ただし抜く前に切りつめると土に葉が混ざり嫌地の原因にもなりますので、この場合は丁寧に切り落とした葉を取り除きましょう。 根も15cm程度を残して切りつめます。

葉を長いままにしておくと葉を維持するために株が弱ります。また植え付けの際、ちょっとした風でも倒れてしまいます。また根はあまり短く切ってしまうと植え付けの際に株が安定しません。

子株でしっかり育っている物は親株から切り離し(簡単に折れそうなものはポキポキ折って、無理そうなものは消毒したカッター等で切り離します。あまりに小さい子株は親株に付けたままにしましょう!
掘り上げた株を流水で洗う際は、歯ブラシにキレイキレイ等を付けて洗浄すれば尚良いです。

普通に立てたままですと葉の付け根が乾き難いので、 半日陰で葉を下にして立てかけて水分を切ります。 水分が十分切れたら、室内や雨の当たらない直射の当たらない、風通しの良い涼しい場所に
1週間程度おいて乾燥させてから植え付けます。

この間に新規に植え付ける場所を用意しましょう! 嫌地性がありますので、出来れば今までアイリスが植わっていた場所ではない、陽当たりの良い排水の良い場所を用意しましょう。

この間にプランターをよく洗い、新しい土を用意します。

植え付けの際または終了後にしっかりラベルを株元(非生長側)にさしておきましょう!
そのうちに、、、なんて思っていると判らなくなってしまいます。
出来たら植え付け場所をメモしておくと良いです。台風や烏などでラベルがなくなって名札落ちしてしまうことがあります。配置表を作っておけば、たとえ名札落ちしても名前がわからなくなってしまうことがありません。

植え付けの際または終了後にしっかりラベルを株元(非生長側)にさしておきましょう!